あけまして、おめでとうございます。2023年は、ようやくコロナが落ち着き、マスクを外す人が増え、人流が戻り、化粧品市場は活気を取り戻し始めました。物価高騰などにより、消費者の財布の紐は固いようですが、ヒット商品も生まれています。価格に敏感な日用品市場では、新商品の反応が鈍くなっていますが、アフターコロナで消費者ニーズは再び変化していますから、ビジネスチャンスは増えるのではないでしょうか。24年は日用消費財にとって明るい年になってほしいと思います。一方、プライベートでは、大学受験に合格した姪が4月から居候することになりました。幼稚園の年中に通う娘は新しい家族が増える! と喜んでいますが、小学校入学前に予定していた引っ越しを1年前倒すことに。物件情報を見ながら新生活を想像する時間は意外なほど楽しく、あっという間に時間が過ぎます。景気は気から、というように、市場回復の必要条件の一つは、明るい未来を語り合うこと。『国際商業』は、これまでと変わらず、現場起点の情報発信を心掛けるとともに、未来に向けた新しい取り組みを始めます。本年もよろしくお願いいたします。

月刊『国際商業』2024年02月号掲載