シャープは、2024年10月24日にプラズマクラスタービューティシリーズから二つの新たな製品を発売する。

プラズマクラスタービューティは、空気浄化や除菌のイメージが強かったプラズマクラスターが、実は美容領域との相性もとても良いということから、23年8月に誕生したブランドだ。今回新たに発売するのは、プラズマクラスターの風で髪をクールダウンし、うるおいを補給しながら熱や摩擦ダメージを抑える「プラズマクラスターストレートアイロン」と、軽い力で髪の絡まりをほどき、ブラッシングの摩擦ダメージから髪をまもる「プラズマクラスターヘアブラシ『Smoome』(スムーミー)」の2品だ。

発売に先立ち、9月5日に開催した新製品発表会では、シャープのSmartAppliances&Solutions事業本部 副本部長 永峯英行氏がプラズマクラスタービューティ誕生から1年の歩みと美容事業の今後の展望について説明。続いて、プラズマクラスター・ヘルスケア事業部 商品企画部課長の末廣和弥氏が新製品の機能や特徴について詳細に紹介した。

さらに会の後半にはブランドアンバサダーを務める宮世琉弥がゲストとして登場。プラズマクラスタービューティの魅力を語る賑やかなトークとともに、新製品のデモンストレーションを行った。

ストレートアイロンは、プレートの両サイドから水分子に包まれたプラズマクラスターイオンを含んだ風を放出する独自構造を採用。熱で失われる髪の水分を補うのと同時にクールダウンし、形状をすばやくロック。120℃の温度設定でも160℃で使用する場合と同等のスタイリング力を実現した。

一方、スムーミーは小型化したプラズマクラスター新デバイスを搭載したヘアブラシ。静電気を抑え、手触りのよいまとまりのある髪に仕上げる。また、ブラシのピンに独自の「ネイチャーテクノロジー」を採用。活動時間の多くをグルーミング(毛づくろい)して過ごすラッコの手をモデルに、太さや長さの異なるピンを組み合わせることで、髪の絡まりをスムーズにほどき、毛先への負担も軽減している。

シャープの美容事業の今後について、永峯副本部長は「プラズマクラスタービューティのブランドを軸に、第2、第3の矢を放つべく、新たなカテゴリーの商品開発や、海外を含めて新たなマーケットへのチャレンジを加速してまいります」と意気込みを語った。