メルカリは8月29日~9月17日の19日間、「超売れる! 超買える! 超ワクワク!」をテーマにした過去最大級のアプリイベント「超メルカリ市」を開催する。開催に先立ち、8月21日には開催発表会を実施した。
同会の冒頭、メルカリ 執行役員 VP of Marketing Marketplaceの千葉久義氏があいさつに立った。メルカリは昨年2月に創業10周年をむかえ『あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる』をミッションに掲げ、テクノロジーを活用し、誰もが新たな価値を生みだせる社会の実現に貢献するマーケットプレイスを目指してきた。近年、メルカリがフリマアプリからワークの仲介サービス「メルカリハロ」などへと事業を広げているように、利用者や使用の実態が多様化しており、「100人いれば100通りの使い方が生まれている」(千葉執行役員)。
また、近年はトレンドでもある「推し活」市場拡大の影響を受け、「メルカリ」内でも「好き」を後押しする取引が増えているという。現在、「メルカリ」内の取引件数の4割以上が「エンタメ・ホビー」ジャンルであり、取引されたアイテムカテゴリーの中で「推し活グッズ」が上位トップ3にランクインしている。また、「メルカリ」の越境取引でも人気取引カテゴリーはキャラクターグッズ、トレーディングカードになっており「エンタメ・ホビー」への人気は国内だけでなく、海外でも向上している。
「こうしたことを背景に、さらにメルカリを皆様に楽しんでいただくために、物との出会いを楽しめる場として、超メルカリ市を開催します。たくさんの出品者、購入者が集まるので、皆さんに欲しい物との出会いの場をいくつもお届けできるんじゃないかと期待しています。また、今回の取り組みで、メルカリの楽しみ方をさらに広げていただき、より多くの人たちに『好き』をきっかけとしたものの売り買いを楽しんでいただければと考えています」(千葉執行役員)
期間中には全員もらえる「お買い物クーポン」や、売っても買っても全員あたる「超メルカリくじ」、3人の著名人が偏愛しているモノについて語り、偏愛を楽しむ気持ちを後押しする「好きしかない! 超偏愛市」の公開などを実施。また、開催に先駆けて、8月22日からは「超メルカリ市前夜祭」を開催し、最大10万円分ポイントが当たる抽選イベントなどを実施している。
発表会では、ゲストに千原ジュニア、生見愛瑠、緑川静香の3人を招き、超メルカリ市での『偏愛』のキーワードにちなみ、それぞれの『偏愛』について和気あいあいとクロストークを行った。
月刊『国際商業』2024年10月号掲載