化粧品のC2C。中国ECと同様、日本でもC2Cの存在感が高まり始めたという。大手フリマアプリ「メルカリ」の年間流通総額(GMV)の構成比をカテゴリー別に見ると、美容・化粧品は14年6月期が7%、18年6月期が8%、19年6月期が7%と横ばい傾向だが、19年6月期のGMVは4902億円で、16年6月期の3.39倍に増加。詳細は非公開だが、GMVの増加に合わせて、美容・化粧品の流通量も増加していると考えるのが自然だろう。

この流れは「シェアリングエコノミー」の浸透が後押ししている。場所や乗り物、モノなどの個人資産を遊休させるのではなく、個人間で賃貸、売買することで有効活用する考えを重視する生活スタイルが市民権を獲得。それがC2C市場の活性化を支えていると考えられる。

この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。

ログイン