シャープは、8月24日に発売したプラズマクラスター搭載の新型ドライヤーの発表会を7月31日に開催した。発売したのは本体の軽量化・スリム化を実現した新デザインのプラズマクラスタードレープフロードライヤー〈IB‐WX901〉およびプラズマクラスタードライヤー〈IB‐P801/IB‐P601〉。今後は、この3機種合わせて「プラズマクラスタービューティー」として展開する。

高い速乾性とスリム化を実現した新製品の「プラズマクラスタードレープフロードライヤー」

プラズマクラスタービューティーのスタートを飾るのがプラズマクラスタードレープフロードライヤーだ。髪をドレープ(ひだ)状に押し分け広範囲に風を当てることで高い速乾性を実現するシャープ独自の速乾方式「ドレープフロー」がさらに進化。従来二つだった吹き出し口を四つに増やした「ドレープフローX4」を開発。これにより同社ドライヤー史上最大風量を達成し、速乾性能が従来機と比べ約35%向上している。また、従来機と比べノズルの長さは約2分の1、本体質量は約19%軽量化したスリムなデザインに一新。手首にかかる負担を抑え、取り回しもしやすくなっている。

Smart Appliances&Solution事業本部PCI・ヘルスケア事業部の永峯英行事業部長は、「プラズマクラスタービューティーを軸に、美容関連領域で商品を展開していく」と説明。2023年度に前年の2倍、25年度は約3倍に事業領域を引き上げていく考えだ。★

月刊『国際商業』2023年10月号掲載