マリークヮントコスメチックスは、ベーシックスキンケアシリーズ「ナチュラル トリート」（自然のごちそう）と「エクストラ トリート」（特別なごちそう）を9月6日にリニューアル発売する。笑顔になった時などに分泌される幸せホルモン「β-エンドルフィン」に着目し、幸せのシンボルといわれる四つ葉のクローバーから得られた「シロツメクサエキス」を6品すべてに配合。肌のうるおいだけでなく、テクスチャーにもこだわり、幸福感に包まれるスキンケアタイムを提供する。
8月22日に東京・赤坂のベクトルスタジオで「マリークヮント スキンケア新商品発表会」を開催。マリークヮント コスメチックスの陶正治社長は新商品を発売する背景について、「マリークヮントのコスメといえば、『アイオープナー』（アイシャドウ）をはじめとするカラー物のイメージが強いと思いますが、コスメの売り上げの60％はスキンケアです。さらに（今回の処方開発と生産を担う）グループ会社のクラブコスメチックスは約120年間にわたり日本人の肌を研究し続けており、その品質は間違いありません。そこでスキンケアに改めて注力し、リニューアルを実施しました」と説明した。
「ナチュラル トリート」は敏感肌の20代をターゲットとし、天然由来成分98％で、無添加・弱酸性・低刺激処方が特徴。心地よいテクスチャーを追求し、素早くうるおいとこだわりの成分を届けるシリーズだ。「エクストラ トリート」はエイジングサインが気になる30代以上をターゲットとし、ベタつかずしっとりした使用感で、ハリに満ちた肌へ導くシリーズだ。
マリークヮント コスメチックスコスメ部の岩田京子部長は「おいしいものを食べると幸せな気分になるように、毎日幸せな肌でいるためのごちそうを届けることがマリークヮントのスキンケアの考え方です。カラーを楽しみながらメイクをするためには、キャンバスである素肌が大事です。上質な素肌づくりによって、自由で自分らしいファッションを楽しんでいただきたい」と話した。
発表会では、美容家の岡本静香氏によるトークセッションを実施。新商品については「マリークヮントの世界観がそのまま表現されていて、ボトルのパッケージも可愛いので気分が上がります。普段からβ-エンドルフィンを増やすことを心掛けているので、スキンケアで簡単にできてうれしいです」と語っていた。
なお、新商品のラインアップは、化粧水「ナチュラル トリート ローション」（180ミリリットル・4950円）、乳液「ナチュラル トリート デイ ミルク」（50ミリリットル・4950円）、クリーム「ナチュラル トリート ナイト クリーム」（30グラム・6600円）、化粧水「エクストラ トリート ローション」（180ミリリットル・8250円）、乳液「エクストラ トリート デイ ミルク」（50ミリリットル・8250円）、クリーム「エクストラ トリート ナイト クリーム」（30グラム・1万3200円）の6商品である。
月刊『国際商業』2024年10月号掲載
