ロート製薬は、長年にわたって培ってきたスキンケアの研究知見と技術を頭皮や毛髪にも応用し、ヘアケア事業へ本格参入。これまで解決しづらかったダメージによる髪悩みに対して、頭皮や髪の構造に着目して開発したヘアケアブランド「Gyutto(ギュット)」(200グラム・1485円、30グラム・550円)と「PRORY(プロリー)」の2ブランドを投入し、エビデンスに基づき効果にこだわったモノづくりで、髪悩みの根本原因にアプローチし、健やかな頭皮と髪の実現を目指す。

うねり・広がり・ごわつきなどのクセ髪をまとまりやすくする「ギュット」は、7月1日から順次ECサイトにて先行発売したのち、9月14日に全国のドラッグストア、ロート通販等で一般発売する。うねり補正成分が髪の芯に、コントロールコート成分が髪表面にアプローチする独自の「コアコルセット技術」を採用。ダメージでうねった髪1本1本の質感を改善する質感整形ヘアマスクだ。

一方、9月2日からAmazon、楽天市場といったECおよびロート通販での展開となる「プロリー」は、頭皮やせや髪内部のタンパク質不足などにもアプローチ。ラインアップは「プロリーモイストリペアトリートメントセラム」(180ミリリットル・4950円)、「同シャンプー」(450ミリリットル・2640円、詰替え400ミリリットル・2420円)、「同トリートメント」(450グラム・2640円、詰替え400グラム・2420円)の3品から成る。全品にコアコルセット技術に加え、スキンケアサイエンスに基づき独自開発した「ステムプロテインCP」を配合。パサつき、うねり、ツヤのなさ、頭皮の乾燥、頭皮の硬さ(乾燥による)といった悩み深い大人の髪を全方位補修する。ヒーローアイテムはトリートメントセラムで、ステムプロテインCPをシリーズ最高濃度配合。シャンプー後に取り入れる、髪と頭皮の集中美容液となっている。

ロート製薬では、2ブランドの発売に先駆け6月21日に東京・外苑前において発表会を開催。冒頭あいさつに立った杉本雅史社長は、今年125周年を迎えたのを機に、ロートの日である6月10日に新スローガン「ロートは、ハートだ。」を設定するとともに、ロゴを刷新したことを明かした。新スローガンは、ロート製薬の中心には創業から変わらず、どの時代にも人が中心にいて、お客の悩みを解決したい、ニーズに応えたい、社会をより良くしていきたいという不変の価値観を示す。杉本社長は、「今回発売するヘアケアも社員がお客さまの悩みに寄り添い、応えたいという情熱をもって開発をスタート。ロート製薬だからこそ持ち得たサイエンスの力により、圧倒的な製品力に仕上がっている」と語った。

ロート製薬のサイエンスを注ぎ込み、ヘアケアに本格参入

その後、プロダクト&ブランドマーケティング部の奥野久仁子部長が「デオコ」「デオウ」「50の恵み」といった同社のヘアケアの歩みを説明したうえで、「ヘアケアこそロートが培ってきた知見を活用でき、エイジングによる髪変化は不可逆的という常識を覆したい。自分に合うヘアケアが分からない人に向け、サイエンスの力で、納得し、選ぶことが楽しくなるカテゴリーへ進化させたい」と熱を込めて語った。

月刊『国際商業』2024年08月号掲載