サンドラッグの2024年3月期第2四半期連結累計期間の業績は、売上高は前年同期比9.6%増の売上高3717億700万円、営業利益は同11.3%増の206億900万円、経常利益は同11.6%増の209億5300万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は、同10.5%増の140億5400万円となり増収増益となった。
累計期間の同社グループ全体の出店などの状況は31店舗を新規出店。また71店舗で改装を行い、7店舗を閉店し活性化を図った。以上の結果、当第2四半期連結会計期間末の同社グループ全体の店舗数は、ドラッグストア事業1035店舗(直営店795店舗、星光堂薬局77店舗、サンドラッグプラス68店舗、大屋57店舗、フランチャイズ店38店舗)、ディスカウントストア事業369店舗(ダイレックス369店舗)の合計1404店舗となった。
セグメント業績等の概要は、ドラッグストア事業は、インバウンド需要は緩やかに回復し前年同期を上回っているものの、依然としてコロナ禍前水準の約50%程度で推移している。外出機会増加等による化粧品需要と風邪薬の回復により既存店売上高が堅調に推移した。また積極的な新規出店、100%子会社化した大屋の効果等により、売上高が前年同期を上回った。出店などの状況は、21店舗を新規出店し57店舗を改装したほか2店舗を閉店し活性化を図った。以上の結果、ドラッグストア事業の売上高は前年同期比10.4%増の2427億9300万円、営業利益は同10.6%増の130億6300万円となり増収増益となった。
ディスカウントストア事業は、引き続き食料品が好調に推移したことに加え、ペット用品・風邪薬需要の増加等により、既存店売上高が堅調に推移し売上高が前年同期を上回った。出店などの状況は、10店舗を新規出店し14店舗を改装したほか5店舗を閉店し活性化を図った。以上の結果、ディスカウントストア事業の売上高は前年同期比7.7%増の1550億3100万円、営業利益は同12.5%増の75億4600万円となり増収増益となった。
通期連結業績予想については、2024年3月期上期の業績動向を踏まえ上方修正した。売上高は前年同期比8.2%増の売上高7470億円、営業利益は同7.6%増の403億円、経常利益は同7.3%増の409億円、親会社株主に帰属する当期純利益は、同5.8%増の272億円を見込む。