梅田ロフトの施策が周辺店舗に波及

「ロフトでしか買えない化粧品を迅速に国内全157店舗に展開する。新規性があれば、ブランドの規模は問わず品ぞろえする。これがロフトの競争力を高めている」と商品本部健康雑貨部の山本修史領域部長が明かす商品戦略だ。近年では、韓国や中国の新興ブランド、インフルエンサー監修のプロデュースコスメなど、先行品や限定品、販路限定品の取り扱いを厚くし、コスメ好きの客の来店を促している。関西圏の25店舗のうち、大阪市街地の店舗(梅田ロフト、ルクア大阪ロフト、なんばロフト)も、基本戦略は同じだ。

その中で渋谷ロフト、銀座ロフトなどと並ぶ大型店である梅田ロフトは、関西エリアの美容の情報発信拠点として重要な役割を担う旗艦店だ。阪神急行電鉄の大阪梅田駅や大阪メトロ御堂筋線梅田駅から徒歩5分程度と大型商業施設が立ち並ぶ駅直結エリアから少し離れてはいるものの、カテゴリーによらずキャラクター催事を頻度高く実施して話題を拡散。化粧品に関しては、新商品紹介イベントやブランドをプロデュースするインフルエンサーを招いた来店イベント等を頻繁に開催することで、駅から離れた立地でも集客力は高い。

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