梅田エリア

ルクア、阪急百貨店、ドン・キホーテでお客を三分

大阪・梅田エリアは阪神急行電鉄の大阪梅田駅、大阪メトロ御堂筋線梅田駅、JR関西の大阪駅の三つの路線が乗り入れる巨大ターミナルを有するエリア。四国や中国地方からの訪問者も多く、アプローチできる顧客層は広域にわたる。大型商業施設からドラッグストアの中小規模店舗まで幅広い業態が集積し、化粧品との接点は多い。中でもルクアイーレに9月1日にオープンしたアットコスメオーサカは業界内外の大きな話題となり、その動向に注目が集まっている。記者が訪れたのはまさにその9月1日。週末夕刻以降ということもあり、街中には人も多く、仕事帰りの社会人から学生風のいで立ちの若者まで、幅広い年齢層の人でにぎわっていた。

注目のアットコスメオーサカには16時過ぎに訪店。店内は大混乱に近いほどの盛況ぶりだ。会計カウンターには幾重にも人が連なる長蛇の列で、夕刻の約20分と短い時間ではあったが、「ここまで並ぶなら今買わなくてもいいか」「ここじゃなくてもいいか」といった声も複数組の来店者の口から洩れていたほどの大繁盛だった。それほどの混雑の中で会計に並んでいた来店者は、長時間並んでも買いたいと思うような、アットコスメが提供する〝化粧品との新しい出会い〟があったのだろう。同業や化粧品ブランド担当者と思われる男性が店の周囲から見守る姿も多く、その注目度合いがうかがい知れた。

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