7月末、タイの首都バンコクで開かれる国際会議に出席することになった。いつもなら飛行機で直行するのだが、開通してまだ1年半の中国ラオス鉄道が話題になっているので、体験したいと思った。
中国南部の雲南省にある鉄道の起点昆明からの高速鉄道は、全長は1035キロメートルだが、ラオス国内は全長422キロメートル。自分はラオスの国境駅ボーテンから乗り、ラオスの首都ビエンチャンまで3時間の列車の旅を楽しんだ(ビエンチャンからバンコクまでは飛行機利用)。線路はまだ単線で、最高時速160キロメートル、それほど速くはない。中国国内だったら、多くは時速350キロメートルで走っている。近い将来、複線化して、中国国内並みのスピードにしたいと両国関係者から聞いた。
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