インドネシア・バリ島で11月15日開催された米中首脳会談。同時通訳付きで正味3時間15分。和やかに終始した。かつての米ソのような冷戦状態にはしないこと、互いに「レッドライン」を確認し、正面衝突を避けて意思疎通を取りながら競争をということで、両者了解した。
本年(2022年)は台湾をめぐって、両者緊張関係に陥ったが、来年(23年)はアジア全体をどちらがリードしていくかで、競い合うことになるだろう。アメリカは、直前に開かれていた東アジアサミットで、ASEANを強力に支援していくことを訴えたし、中国は、来年こそは、一帯一路を本格的に推し進めていきたいと思っているからだ。
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