3月、中国の将来に関わる二つの大きなイベントがあった。3月5日から1週間開かれた全人代(全国人民代表大会)と、18日と19日の2日間、アラスカ・アンカレジで行われた米中の外交首脳の初会談だ。

アンカレジ会談は冒頭で火花が飛び交い、双方が各国メディアの前で批判し合った。しかし、これはある種「パフォーマンス」の一面が強い。それぞれが国内向けに「強い姿勢」を見せる必要があった。さらに米側は直前に日豪印との4者オンライン会談、日本と韓国での2+2(外交と国防)首脳会談を重ね、新疆、香港などをめぐって中国を批判し、自国主導の会談ペースを設定しようとした。

この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。

ログイン