香港国家安全維持法が7月1日に施行された。中国は全世界から非難され、孤立していると日本では報道されているが、そうなのだろうか。数からすると支持している国の方が圧倒的に多い。6月30日に開かれた国連人権理事会では、確かに27カ国が「強い懸念」を示す共同声明を出した。一方、倍近い53カ国は支持を表明している。会合後、支持する国が20数カ国増え、現時点では70カ国以上の国が支持している。
懸念を表明した国は、アメリカを筆頭に先進国ばかりだ。支持した多くの国は、発展途上国であり、一帯一路で中国に支援してもらっているからだろうと、先進国側は見ているようだが、主な要因ではない。なぜなら裕福な中東湾岸諸国も支持に回っているからだ。
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