日本語が堪能で、いわゆる活動家風ではなく、どこにでもいるお嬢さんとしか見えない“民主活動家”周庭(アグネス・チョウ)氏に禁錮10カ月の判決が、先月12月の初め香港の裁判所で言い渡された。周氏にとっては初めての禁錮刑であり、法廷で泣いたという。おそらく日本では、周氏に対する同情ばかりが集まり、保釈も認められず不当な判決ではないかと思った人が多かったのではないか。
しかしながら罪状は、2019年のデモでの警察本部包囲に対してである。数千人を組織し、香港警察本部包囲を先導した罪だ。香港の民主化のためということで何でも許されるところがあるが、日本で警察署、しかも警察本部を包囲したらどうなるのだろうか。さすがに警察署包囲はなかったように思う。指揮した者は重い罪になるだろう。
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