ペロシ・アメリカ下院議長の台湾訪問後、中国は大規模な軍事演習を行った。日本では、ロシアがウクライナ国境に軍隊を待機させ、そのまま侵攻したように、中国は本当に台湾に攻め込むのではと思った人がけっこういたのではないか。

結局、そうはならなかった。当事者である台湾の人たちも、戦争にはならないと思っていた。軍事演習が始まると、仕事を休む人が増えたという。侵攻に備えて、防空壕作りや地下の避難場所を点検していたと思いきや、なんと、海辺の高台での軍事演習見学のためだったという。直後に行われたアンケート調査によると、78%の市民は、人民解放軍が本当に攻めてくると思わないと答えた。

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