オーラルケア市場の2大メーカーがそれぞれ市場拡大を促す新たな一石を投じた。ライオンは日立製作所と協働で行った、企業における歯科健診の導入が従業員の生産性向上に寄与する可能性を明らかにした調査結果を発表。サンスター財団は歯科ドック(精密歯科健診)のプログラムを会員制人間ドックに提供することを発表した。どちらもエビデンスや専門性を重視した取り組みで、消費者のオーラルケア意識の向上につながりそうだ。
ライオンは日立製作所日立健康管理センターと協働で、企業における歯科健診の導入が従業員の口腔・全身健康に及ぼす影響を調査。同センターが実施する人間ドックでは、歯科健診を導入しており、その受診者を対象に約1万人を超える膨大なデータを収集してきた。
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