ポーラは、パーソナライズドサービスブランド「APEX(アペックス)」の肌分析データを使用し、多くの人が悩むことのある「ニキビ」について分析。その結果、ニキビ悩みが1年間で最も増えるのは3月であること、皮脂が多い人の中で、普段のスキンケア時にクリームを使用している人は、使用していない人と比較して、「ニキビリスク」のスコアが有意に高い(ニキビができにくい)ことが分かったとした。
これらのことから、皮脂が少ない人はもちろん、皮脂が多いと自覚のある人も、肌のうるおいバランスに適したクリームでしっかり保湿ケアをすることで、乾燥から肌を守るための過剰な皮脂分泌が抑えられ、ニキビをできにくくする可能性があると考えられる。ポーラは、ニキビ悩みのある人は普段のスキンケア時にクリームを使用することがおすすめだとした。
調査対象期間は2021年11月1日~22年10月31日の1年間。調査対象の肌分析件数は20~100歳で、合計10万6417件にも上る。調査方法は、アペックスの肌分析「皮脂量」項目における「1:少~5:多」の5段階スコアにて「スコア4-5 (皮脂が多い)」3万7666人の中から、普段使用しているスキンケアアイテムに関するアンケートで、基本的なお手入れであるローション・ミルクの2品を使用していると回答した人を抽出。
さらに朝夜いずれか、もしくは両方、クリームを使用している人と使用していない人の2群に分け、アペックスの肌分析「ニキビリスク」項目における「1:できやすい~ 5:できにくい」の5段階スコアの平均値を比較、有意な差があるかをどうかを調べた。