ポーラは、パーソナライズドサービスブランド「APEX(アペックス)」の肌分析データを使用し、普段使用しているスキンケアアイテムに関するアンケートの『マスク・マッサージ』アイテムの使用有無で、肌の状態、肌の悩みに関する項目を集計・比較した。その結果、『マスク・マッサージ』アイテムを使用している人は、していない人と比較し、肌のうるおいに関係する「水分」のスコア、肌色に関係する「メラニン」「糖化」「にごり」のスコアが、有意に高いということが分かった。
今回の結果に利用した調査の対象期間は、2021年10月1日~2022年9月30日。肌分析件数は計 3万371件にも上った。普段使用しているスキンケアアイテムに関するアンケートで、ローション・ミルク・クリームの3品全てを使用していると回答した人を抽出し、さらに『マッサージ・マスク』を使用している人と使用していない人の2群に分け、アペックスの肌分析項目における「1:悪い~5:良い」の5段階スコアの平均値を比較し、有意な差があるかどうかを調べた。(t検定、有意水準p<0.05)
また、肌分析時に回答した「肌悩みに関するアンケート」も集計し、肌の悩みに関する各項目に当てまると回答した人の割合を2群間で比較し、有意な差があるかどうかを調べた。(t検定、有意水準p<0.05)
その結果、「マッサージ・マスク」アイテム使用者の方が、 「くすみ」や「乾燥」に関する悩みがあると回答している割合が高いものの、実際の肌分析結果では、未使用者より使用者の方がスコアが有意に高いということが分かっている。