コーセーは、「ヴィセ」から、すりガラスのように透けるようなマットな質感で立体的な目元を演出するアイカラー「ヴィセ ニュアンス マット クリエイター」(全5色・各5グラム・ノープリントプライス)と、同質感でありながら、ほのかに透けて肌に馴染む口紅「同 ニュアンス マット ルージュ」(全6色・各4グラム・同)を10月16日、全国のドラッグストアや量販店などを中心に発売する。

近年のポイントメイク市場では、マスクをしていても個性を表現できるとして、眉まわりや目元のメイクが注目されている。アイカラーにおいては、新型コロナウイルスが蔓延し始めた2020年頃から、単色の濃淡でグラデーションに仕上げるアイテムが人気だった。

その後、マスクの着脱シーンも増えた22年現在、「マスクを外した状態の顔をバランス良く仕上げたい」「アイメイクに変化を付けて楽しみたい」とするニーズが拡大し、さまざまな質感や色味のアイメイクアイテムが市場を賑わせている。

さらに塗布の方法や範囲も多様化していることから、コーセーは、アイメイクの人気は今後もますます高まると予測している。また最近では、アイメイクを取り入れる男性も増加傾向にあり、男性には、光沢やツヤ、ラメ感を感じない、マットな質感のアイテムが支持を得ている。

こうしたトレンドの背景から、ジェンダーレスな、マットな質感の4色をセットにしたアイカラー「ニュアンス マット クリエイター」を投入する。

同商品は、軽い感触で伸び広がり、肌に溶け込むように馴染むクリアパウダーを配合したことで、ふんわりと透けるような発色でありながら、立体感のある目元をかなえる。4色のパレットのうち、左上には、重ねる色を美しく引き立てる「スキンリセットカラー」を配置。ファンデーションのように、まぶたのくすみや色ムラを自然にカバーする。

また、同商品を通じ、“囲み目メイク”をジェンダーレスに提案。“囲み目メイク”は、アイカラーやアイライナー等で目の周りを囲むように塗布するメイクのことで、1990年代にもトレンドになったメイク方法だ。

ヴィセ ニュアンス マット クリエイター

当時は、黒や濃い茶色などの色を、ライン状にくっきりと塗布して仕上げるのが主流だったが、今回「ヴィセ」が提案するのは、透けるような色味のアイカラーを上下のまぶたに塗布することで、自然な陰影が演出された、“新・囲み目メイク”。「ニュアンス マット クリエイター」のパレットの上で、4色すべての色を指で混ぜ、そのまま上下のまぶたに往復しながら塗布するだけで仕上げることができる。

4色に仕切りのない設計だからこそできる、「ヴィセ」オリジナルの塗布方法となる。マットな質感でありながら透けるような発色が可能になるため、重くならず、上品かつ凛としてハンサムな印象を与えることができる。

カラーラインアップは、「センシュアルベージュ」「ハンサムレッド」「チェスナットブラウン」「ダスティピンク」「クラシックグレー」の五つをそろえる。

同時に発売する「ニュアンス マット ルージュ」には、スルスルと伸び広がり、軽やかな付け心地を実現するソフトスムース成分を配合。美容液成分としてスクワランを配合しており、唇にうるおいを与え、あれ・乾燥を防ぐ。

ヴィセ ニュアンス マット ルージュ