直営店の出店は23年スタート予定
――ロックダウンの影響で中国ビジネスは厳しい状況が続いています。中国戦略の再構築の進捗具合はいかかですか。
小林 当初予定していた計画が来年にずれ込んでいるのは確かです。が、見方を変えると、じっくり腰を据えて変革を行うには、いいタイミングでもありました。中国ではオンラインを中心に販促合戦が激化していて、どれだけお得（価格競争）なのかの争いになっている。われわれは決して同じ土俵には乗りません。やはり勝つ方法を考えるとアルビオンらしさを打ち出していくしかない。どうやって中国のお客さまにアルビオンの良さを訴えていくのか。アルビオンとはどんな会社なのか。単に日本で売れているブランドというだけの認識が強く、中国で人気のあるスキンコンディショナー（スキコン）でさえ、現地のお客さまにはストーリーとして見えていない状況だったので、2023年に向けストーリー化も含めて情報発信ができる体制を作っていきたいと考えています。
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