10分カットサロンのQBハウスを展開するキュービーネットの管理監督が不行き届きの雇用状況が明らかになった。キュービーネットの業務委託先の事業者が理美容師を雇用しているにもかかわらず、キュービーネットと雇用契約を締結していると誤認させるケースが発覚。福利厚生や給与などの待遇面で被雇用者の不利益を生んでいた。理美容業界が、社保・労務、採用・賃金など、抱える課題の改善に対する意識を高めている中で、意図的ではないにしろ、水を差しかねない事例だ。

キュービーネットの親会社であるキュービーネットホールディングスの調査によると、業務委託先の事業者が雇用する従業員のうち5.7%(24名)が、キュービーネットが雇用主であると誤認。また、採用・面接時の説明について、「キュービーネット株式会社が雇用主であるとの説明を受けた」と回答したのが1.9%(8名)、「説明を受けていない」と回答したのが23.9%(101名)と、誤解される素地ができていたと言える。

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