ZOZOは、 10 月 1 日付けで ZOZO テクノロジーズを吸収分割し、分割会社の商号変更に伴い、新会社「 ZOZO NEXT」を発足した。

ZOZO NEXT は、旧 ZOZO テクノロジーズの研究開発機関「ZOZO 研究所」と R&D 部門である「MATRIX」を中心とした組織。加えて、ZOZO グループの海外子会社である「ZOZO NEW ZEALAND LIMITED」と、「Bespokify Pte., Ltd.」の 2 社と「NEXT コミッティ」を形成し、より柔軟な体制でグローバルイノベーション創出を目指すべく連携を図る。

ZOZO 研究所では、これまでと同様に ZOZO グループが保有する豊富なアセットを活用し、「ファッションを数値化する」をミッションとした研究開発を行うほか、並行してR&D 部門では連携海外拠点のメンバーと共に、グローバル展開を見据えた革新的な新規事業開発をスピード感を持って推進する予定だ。

代表取締役には、旧 ZOZO テクノロジーズで代表取締役 CINO を務めた金山裕樹氏が就任し、より迅速かつアグレッシブな意思決定を行うことで、ファッションテック業界における新たなイノベーションの創出を目指す。

金山社長は以下のようにコメントしている。

「ZOZO の歴史は挑戦の歴史です。ZOZO NEXT はこの挑戦の歴史を、個人そして組織の DNA として深く刻み込み、次なるイノベーションをソウゾウするために誕生しました。時計の針を創業時代に戻すと、それは誰もネットで服なんて買わないと言われていた時代、それでもいち早くオンラインで洋服の販売を始めたことから始まりました。それから 20 年以上が経った今も、数々の挑戦を続けています。例えば、ZOZOMAT や ZOZOGLASS などテクノロジーを駆使した計測技術を活用し、ユーザー一人一人に合わせたファッションをご提案する取り組みも、私たちの大きな挑戦の一つです。ZOZO NEXT では所属する全メンバーが今一度挑戦者の精神を胸に、自らと仲間たちの能力、そしてファッションの力を信じ、ユーザーの課題や欲求と向き合って解決に取り組むことで、企業理念である『世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。』の実現に向け日々を積み重ねていきたいと考えています」