ポーラは、働き方改革コンサルティングのワーク・ライフバランスが推進する「男性育休100%宣言」に賛同したことを明らかにした。

「男性育休100%宣言」は、ワーク・ライフバランスが推進する、男性の育児休業取得率100%を実現するために、企業の経営者が宣言し、目標をもってアクションおよび発信していくプロジェクト。ポーラは、今回の「男性育休100%宣言」への賛同や、性別に捉われない管理職への登用をはじめとするジェンダー平等への取り組みに加え、マネジメント層向けのD&I研修、時間や場所の枠を超えた多様な働き方を選択できる環境の整備や風土の醸成などを行っている。さらに2020年より、社内の有志メンバーによる「産育休プロジェクト」の推進を行っている。「産育休プロジェクト」では、産育休中であっても社員の能力をさらに伸ばしやすい環境を作り、組織の多様性への理解を深めるために、産休・育休中の悩みや本音、復帰後の家事育児やキャリアなど幅広く、さまざまな疑問や価値観を共有し合える場をつくっている。

全従業員数

育児休業取得者数

育児休業取得率

育児休業平均取得日数(男性のみ)

女性管理職比率(部長・課長)

女性役員比率 ※以上、21年度は全て5月末時点

ポーラの及川美紀社長は次のようにコメントした。

「ポーラは、100周年を迎える2029年に向けて『私と社会の可能性を信じられるつながりであふれる社会』というビジョンを掲げ、一人一人がもっと自分らしく社会とつながり、もっと生きることを楽しみ、豊かに、彩り溢れる瞬間を感じる、そんな未来の実現を目指しています。そのためには、社員(ポーラではValue Creatorと定義)一人一人が、『こうありたい』を想像し、新しい価値を次々と創出する、能力や価値観の多様性が尊重される、その環境づくりが、何よりも重要です。これまで、社員向け、マネジメント層向けのD&I研修、対象者への制度理解促進、相談体制の拡充、評価制度の見直しに取り組んでまいりました。今後も性別に捉われることなく、全ての社員が育児に参画できるよう、育児休業の取得を積極的に支援いたします」