ポーラ・オルビスホールディングスは2月8日、2020年12月期通期連結業績予想を上方修正すると発表した。
今回発表した通期予想では、売上高が13億円増の1760億円、営業利益が37億円増の137億円、経常利益が40億円増の125億円、親会社株主に帰属する当期純利益が34億円増の46億円とした。
売上高に関しては、おおむね想定通りの進捗だが、営業利益は売上高の計画差異による売上総利益の増加に加え、ポーラブランドにおいて利益率の高い海外売上高が計画以上に伸長し利益額が増加したことや、全社的な費用削減により前回発表予想を上回る見込みだ。経常利益は営業利益の増加に為替影響を反映し、親会社株主に帰属する当期純利益は経常利益の増加見通しを主として前回発表予想より増加を見込む。
20年12月期決算発表は2月12日の予定だ。