新型コロナの影響拡大でブランドの存在感がアップ

資生堂の「d プログラム」は、新規ユーザー獲得に向けて矢継ぎ早に施策を打つ。その目玉は、2021年1月21日に発売した新しいアレルバリアシリーズ。16年の誕生以来、初の全品(4品目5品種)を刷新し、花粉シーズンに顕在化するニーズに応える。敏感にゆらぎやすい肌を守りながら美肌へ育むスキンケア・メイクアップ総合ブランドとして、「d プログラム」の存在感が高まるに違いない。

「d プログラム」の競争力は磨きがかかっている。新型コロナに襲われた20年の国内化粧品市場において、これまで年々成長していた敏感肌に代表される安心・安全スキンケア市場も規模が縮小したが、その影響は比較的小さかった。その中で「d プログラム」は、外出自粛が求められた20年上期でも、前年に比べてブランド全体の購入客数は増加している。化粧水・乳液の堅調な成長もあったが、特にアレルバリアシリーズは、新たに広瀬すずを起用したテレビCMや店頭・デジタルコミュニケーションが功を奏し、店頭売上高、購入客数ともに前年プロモーションから2桁増になっている。この背景について、資生堂ジャパン スキンケアマーケティング部 d プログラム ジャパングループ 河合有起ブランドマネージャーは、次のように説明する。

資生堂ジャパン
スキンケアマーケティング部
d プログラム ジャパングループ
河合有起ブランドマネージャー

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