中国・化粧品監督管理条例の細則が8月上旬に公開された。関係各社はいったん自社に持ち帰り内容を精査。それらを業界の意見として取りまとめて今月末をめどに対抗案として提出する予定だ。
今回公開された細則では、「手の打ちようがないというものではなかった」という業界関係者も出た。ただ、今回の細則は、中国独自の基準で示されたものが多かった。なかでも防腐機能に関する測定の基準の在り方などは、日本で導入されていないスタンダードが提示されており、日本企業が確立しているISO11930に基づいた基準ではないため、対抗案を示さなければメーカー各社はチャイナスタンダードでの評価基準を新たにつくらなければならない。そのためほとんどの企業のコンセンサスとして対抗案を示す方向に向かいそうだ。
この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。