薬機法による広告規制の運用が厳格化している。サプリメントでは、医薬品的効能効果をうたったとして、広告代理店関係者が逮捕される刑事事件が公表され、広告業界を震撼させている。化粧品や医薬品では、行政処分による課徴金が導入され、初動を警戒する向きもある。サプリメントや化粧品のビジネスで「薬機法」は外せない知識であり、改めてのブラッシュアップが必要だ。

ネット広告が混乱に陥っている。年初からのコロナ禍で、広告需要は減少。特に休業を強いられた飲食店等のカテゴリーは壊滅的な影響を受けている。頼みのクライアントは、サプリメントの通販広告等だったが、これを覆すようなインパクトを与えたのが、7月の大阪府警による薬機法違反事件の摘発だ。

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