虫ケアの価値を伝え消費者の意識改革を促す

アース製薬は、巣ごもり消費でニーズが高まった虫ケア、園芸、入浴剤の三つのカテゴリーでアクセルを踏み込む。

長年取り組んできた虫ケア(殺虫剤)カテゴリーでは、新型コロナ禍で市場の伸びが急激に加速。アース製薬営業本部の降矢良幸本部長は、「例年であれば±5%の範囲で増減幅が推移していますが、新型コロナ感染症拡大以降の一般虫ケア用品は10%を超える伸び率を示しており、過去のデータが参考にならない状況」と驚きを露わにする。実際アース製薬の虫ケア用品の直近の売り上げは、ほとんどのジャンルで前年を大きく超える実績となっている。

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