ユニ・チャームの生理用品ブランド「ソフィ」は、女性が自分らしく過ごせる社会の実現を目指し、生理に対するこれまでの価値観に変化を起こすべく「#NoBagForMe」プロジェクトを2019年6月に発足し、“生理について気兼ねなく話せる社会”に向けて推進してきた。そして20年は、“生理にまつわる知識向上と相互理解を促進する”ために、プロジェクトの活動主旨に共感し、多方面で活躍する新しいメンバーと「#NoBagForMe」を6月10日にスタートした。

「#NoBagForMe」は、1人でも多くの女性が、自分に合った生理ケアを知り、選び、自分らしく生きられる社会の実現を目指すプロジェクトだ。20年は昨今の健康意識の高まりも踏まえ、“生理にまつわる知識向上と相互理解を促進する”ために、生理や生理ケアの正しい知識、さまざまな生理ケアの選択肢をより多くの人に知ってもらう活動を行っていく。また、正しい知識を通して、職場における「男女間・女性間の相互理解」を深めること、女性がさまざまな生理ケアの選択肢を知ることによって、自分に合った適切なケアを見つけ生理中も自分らしく快適に過ごせることを支援していく。

20年の「#NoBagForMe」プロジェクトメンバーは、助産師で性教育YouTuberの大貫詩織(シオリーヌ)、お笑い芸人のバービー、読者モデルの古川優香、映画コメンテーターのLiLiCo、ソロアイドルの和田彩花、産婦人科専門医・医学博士の稲葉可奈子、リクルートライフスタイル「Seem」事業責任者の入澤諒、恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表の清田隆之、医学博士・産婦人科専門医の高尾美穂、社会学者の田中俊之の10人。

なお、19年の活動では、プロジェクトメンバー5人のクリエイターと討議を重ね「紙袋で包む必要性を感じさせない」パッケージデザインを開発。約100種類の候補から厳選した三つのデザイン案に対して、消費者にSNSや街頭インタビューでの投票を実施し、最も多くの票を獲得した案をタンポンで商品化、次に票の多かった案をナプキンやおりものシートへ展開して商品化した。そして、身近な人と生理について気兼ねなく話すきっかけづくりとして、イベント「LABO by #NoBagForMe」を開催。生理用品の歴史や生理ケアの体験ブースを設け、親子が参加できる性と生理のワークショップや、パートナーと参加できる男女相互理解に関するトークイベントを実施した。