高原豪久 代表取締役 社長執行役員(発言要旨)
企業と社員の成長、それが業界総資産の拡大につながり、結果として卸店に繁栄をもたらす。4月19日、ユニ・チャームが都内ホテルで開催した有力卸店会で、冒頭挨拶に立った、高原豪久社長が語ったユニ・チャームの経営方針は、国内市場縮小が不可避の中で、いかに「成長」を実現し持続していくかに絞られたと言ってよい。
昨年有力卸店が集まった同じ席で、高原社長が示した社内革命のキーワードは「Mutation」だった。社内の停滞感に危惧を抱き、昔の躍動感を取り戻そうと、「Innovation」(革新)を超えた突然変異的な変化を求めたのだ。一定の成果を得た今年は、週単位で回していたPDCAからOODA(ウーダ)への発想の転換を図る。Observation(観察)、Orientation(状況判断)、Decision(意思決定)、Action(行動)で、変化が激しく予測不能な社会に適応する臨機応変な変化対応を可能にしていこうというのだ。
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