コティグループは5月11日、グローバル投資会社KKRに「ウエラプロフェッショナル(Wella Professionals)」、「クレイロール(CLAIROL)」、ネイルブランド「OPI」、ヘアツールブランド「GHD」など、プロフェッショナルビューティおよびヘアケア部門の大半を売却すると発表した。売却価格は約43億ドル(約4600億円)。株式はコティが40%、KKRが60%を保有する。このプロフェッショナルビューティの売却により、コティは約30億ドル(約3200億円)を得る。

KKRは43年の歴史があるグローバルな投資会社の草分け的存在。現在109の企業に投資を行っている。総売り上げは16兆円。社員数は全世界で63万人超の巨大企業だ。ウエラとの契約は5月末までに完了する予定。日本の社員への通達によると、6月以降、KKRとコティのジョイントベンチャーによる新会社が立ち上がるという。

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