地域・店舗タイプによって明暗分かれる
終息の見通しが依然、立たない新型コロナウイルス。理美容業界は、サービスの性格上、濃厚接触が避けられない業種だが、横一線で影響が出てきたわけではない。最初に客足が減ってきたのは、ネイル・エステ・マツエクなど接触度合いが高い業態。ヘアサロンに影響が出てきたのは、少々、タイムラグがあった。
2月と3月では、客側の認識も違っている。2月の段階から、いち早く、マスクの着用、セット椅子の消毒などで対応した美容室から聞いた話では、その対策をしている旨をSNSで告知した瞬間に、予約のキャンセルが続出し、対応に苦慮したという。今では、当たり前になっているこうした対策も、早い段階では、逆効果を招くこともあったという事実は、教訓として記憶されてよいだろう。
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