スタッフの力を引き出し可能な範囲で接客を継続

コロナ禍に喘ぐ国内化粧品市場。百貨店が大打撃を受けたのとは対照的に、化粧品専門店は、この逆風をしっかり受け止めている。大手メーカー幹部は「インバウンドが消えた3月のチャネル別売上高は、百貨店が前年同月比70%減、ドラッグストアは50%超の減少。それに対し、専門店は約20%減と大健闘だ」と驚きを隠さない。

化粧品専門店の強みは、経営者と現場の距離が近く、環境変化にスピーディに反応できることだろう。新型コロナウイルスの感染拡大は地域差があったが、有力専門店を中心に先を見越して店頭活動に工夫を凝らし、来店の動機付けをつくった。

この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。

ログイン