男性のスキンケアを文化として広める

男性用化粧品市場を新たなステージに引き上げる――。資生堂ではメンズブランド「uno(ウーノ)」から男性用BBクリーム「フェイスカラークリエイター(カバー)」(30グラム)、および男性用アイブロウ「バランスクリエイター」(0.3グラム)を3月上旬に全国発売し、男性に向けメイクアップを提案する新たなチャレンジを進めている。

化粧品市場全体を底上げするカテゴリーとして、男性用化粧品市場はこれまでも注目されてきたが、特にスキンケアカテゴリーは、2016〜18年のCAGR(年平均成長率)4.3%と制汗剤に次いで高い成長率となっている。また、男性におけるスキンケア使用者の比率も17年の32.0%から、19年には36.5%まで拡大(※1)。近年ではSNSの普及により、ビジュアルコミュニケーションが一般的になり、自身の容姿や身だしなみにより気を遣う機会が増えているのもその要因だ。
※1 2019年、資生堂調べ(15〜69歳、男性、N=6,000)

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