■化粧品専任の営業を配置し提案力を強化
東洋新薬の化粧品事業が引き続き好調だ。独自性の高い技術や素材を生かした付加価値品を提供するODMと、一般的なOEMを融合したODEMの提案で、今期も良い着地が期待できるという。それに伴って、工場の稼働率も徐々に高まってきているため、シフトの見直しと生産効率の改善で生産キャパシティを現状の1.5倍程度まで高め、拡大する取引先のニーズに対応していく考えだ。
ODMにおいては、今期も三相乳化技術と炭酸パックを化粧品事業の主力として引き続き提案を進める。なかでも炭酸パックは、医薬部外品としての承認も取得しており、機能性の高い商品を提供することが可能だ。今年5月に日本化粧品原料協会連合会の主催で開催されたCITE Japan 2019においても炭酸パックを大きく提案しており、国内外から来場した技術者からも注目を集めた。使用時に血流の変化が見てわかることや、すでに使っているスキンケアアイテムとの組み合わせで使える簡便性、近年の泡ブームも追い風になりそうだ。
CITE Japanで炭酸パックに国内外から注目が集まった
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