佐賀工場の本格稼働で生産計画の正常化に道筋

東洋ビューティは、今年新設した佐賀工場での生産を5月から本格的にスタートしている。これまで三重県の上野工場、栃木県宇都宮の第一、第二工場の2拠点3工場体制で、年々増加するメーカーの委託に対応してきたが、ここ数年、稼働率は高止まりの状況が続いていた。特に東日本での取引拡大を一手に担う宇都宮工場では、全生産量の約9割を占めるまでになっており、既存工場の生産計画の正常化が喫緊の課題となっていた。

そうした中、新たに開設した佐賀工場は、東洋ビューティが掲げる「100年成長を目指す会社」を実現するための礎となる生産拠点の位置付けだ。最大で既存3工場と同等規模の生産が可能。佐賀工場をフル稼働すると現在の倍の生産能力が実現できることになる。当面は既存工場でスムーズに対応しきれていなかった部分を移行。現在1シフト制での稼働となっているが、それでもすでに稼働率は4割程度まで高まっている。オートメ化など効率化につながる設備の導入も段階的に進めていく。スタッフは現地採用120名、既存スタッフ30名の150名体制となっている。

佐賀工場がフル稼働すると生産能力は倍になる

この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。

ログイン