国内で培ったノウハウを海外事業でも生かす

東洋新薬は、工場の生産エリアを区分化し、それぞれの接点を減らすことで、新型コロナ禍でも高品質な製品の生産を維持し、滞りなく商品供給を行ってきた。3月中旬時点には生産部門以外の働き方を切り替え、可能な限りリモートワークに移行し、生産部門とそれ以外の部門との〝縁切り〟を進めることで持続的な生産体制を早期に確保。生産部門も食事や休憩時間なども含め、1日の労働時間のなかで工夫することで極力接点を抑えている。

こうした迅速な対応に加え、新型コロナ流行の兆しを受け、感染対策室を設置。社員全員の検温の徹底を浸透させるといった対策を含め、社員の体調を一元管理することで、仮に感染者が出た場合でも迅速に対応できる万全の態勢を整えている。

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