研究開発力と地方の強みの融合でリードタイム短縮を実現

東洋新薬の強みの一つであるユニークな素材開発による差別化がより強化されている。それを後押ししているのが、大学や研究機関、自治体といった外部との連携強化によるユニークな素材開発の加速だ。国内の化粧品市場が成熟化するなかで、新規性の高い成分や素材を生かした化粧品の開発ニーズが年々高まっているのに加え、インバウンド需要の拡大をはじめとした化粧品メーカーからのリードタイム短縮の要求も高まっており、より迅速な対応がOEMメーカーにも求められるようになっている。東洋新薬が外部連携強化を進めるのは、こうしたメーカーの多様化するニーズに対し、質と量の両面で差別化提案の幅を広げ、同社が掲げるワンストップトータルソリューションの精度をより高めるためだ。

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