ユニ・チャームは、GPIF(年金積立管理運用独立行政法人)が選定した、日本株の四つのESG指数「FTSE Blossom Japan Index」「MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」「S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数シリーズ」「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」の全ての構成銘柄に選定されたことを明らかにした。

この評価は、同社が、世の中の変化に対応し、環境問題・社会課題への対応および企業統治の強化といったESGを踏まえたうえで、サステイナブルな経営を推進し、企業理念“NOLA&DOLA”の理念のもと、あらゆる世代の人々が相互扶助を通じていつまでも自分らしく暮らし続けられる「共生社会」の実現に寄与することを目指し、事業展開する取り組みを続けていることによる。具体的には、ESG本部を設立して森林保護等の地球環境保全に貢献する「使用済み紙おむつリサイクルシステム」の開発・事業化を早め、環境配慮型商品の開発・製造・販売、健康寿命延伸への貢献、生理や育児に関する啓発活動、中東における女性に対する就労機会の提供による社会進出支援など、実にさまざまなことに取り組んでいる。

同社は、今回の“GPIFが採用したESG指数全ての構成銘柄に選定”という評価を受け、事業を通じてすべてのステークホルダーに対して価値をもたらす正しい経営を推進し、適切な企業情報の発信を通じて、持続的な企業価値向上に努めていく考えだ。