アジア需要の取り込みなしに、化粧品・日用品業界の未来は開けない。

ターゲットは東アジア、特に中国だろう。

2018年の訪日中国人は前年比13.9%増の838万人で、インバウンドは顧客接点として重要度が高まっている。

例えば、免税店を刷新した羽田空港、中部国際空港は、売り上げが伸びている。

帰国後のリピート需要を狙い、越境ECを活用する企業は増え続けている。

また、一般貿易についても、中国政府は、動物実験免除を検討しているようだ。

中国生活者と出会い、愛用者へと育成するには、ボーダレスな戦略を構築し、動かし続けることが不可欠。

化粧品・日用品企業が狙う日中連動の戦略を分析する。

インバウンド・ツーリズムは経済成長の起爆剤に

米国の大手旅行雑誌「コンデ・ナスト・トラベラー」誌が2018年10月に発表した、世界で旅行先として最も魅力的な都市を選ぶ「The Best Cities in the World」において、東京が3年連続で第1位、続いて京都が第2位、大阪が第12位にランクインした。1カ国として最多となる3都市が選ばれたことは、旅行目的地として日本の魅力がより広く認識されるようになった証左でもある。

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