■オリンピックを見据えラグジュアリーコスメを充実(羽田空港)
インバウンドとアウトバウンドの中間地点である空港免税店の売り上げが伸び続けている。けん引役を果たしているのが訪日外国人の伸びだ。2019年3月期、成田空港の外国人旅客数は727万7240人、前年比11.6%増、関西国際空港が639万7770万人、同2.7%増、羽田空港が340万8340人、同6.8%増、中部国際空港が293万7156人、同10.0%増といずれも過去最高を更新。全体に占める外国人の構成比もそれぞれ55.3%、68.8%、46.0%、46.9%と高く、空港免税店の売上増に大きく貢献している。
成田国際空港や関西国際空港は中国や韓国、台湾、タイを中心に格安航空会社(LCC)の新規就航や増便が免税店の売り上げに貢献。羽田空港と中部国際空港では、今年1月に中国で施行されたEC法の影響で一時売り上げの伸びが鈍化したが、ともに旗艦店となる総合免税店の全面リニューアル以降、回復に転じている。
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