大正製薬は仏OTC企業を買収

大正製薬は昨年12月19日、ブリストル・マイヤーズ スクイブ傘下のフランスのOTC企業UPSA社を16億ドル(1800億円)で買収すると発表した。2019年6月下旬までに株式・資産譲渡を実行する。買収の狙いは、欧州展開の強化にある。UPSA社の17年の売上高は540億円、営業利益は100億円。鎮痛薬と感冒薬に強みを持ち、フランスのOTC市場シェア第2位の企業である。これにより、単純計算で、大正製薬のセルフメディケーション事業(17年度売上高1840億円、営業利益302億円)の海外売上げ比率は40%を超えることになる。

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