桃谷順天館グループは、大阪女学院大学の学生とともに、学生が自ら企画した乳がん検診啓発活動を11月17、18日に同大学の大学祭で実施。当初目標の100名を大きく超えた170名に啓発を行った。

同プロジェクトは、同大学の体験型の「ビジネス・プロジェクト」の授業の一環として行われ、乳がん検診の重要性について訴える、来場者参加型の企画を展開。来場者に「乳がん検診の現状と重要性」を伝え、企画を体験することで、「検診に行こう」と思ってもらえるように、乳がん検診発生率や検診方法についてボードでレクチャーするだけでなく、ピンクリボンフォトスポットや、大切な人へ検診啓発のメッセージを書き投函する「ピンクリボンポスト」を設置するなど、さまざまなコンテンツを用意した。

大学祭後の授業では当日の気付きや改善点を学生同士が議論し発表。「もっとポストのことをきちんと説明してPRすればよかった」「もっと分かりやすく案内すれば啓発に繋がったかもしれない」と、様々な意見が飛び交った。その後、同社社員が今回の活動がどのように仕事に活かされるのかについてなど、活動全体に対するレビューを行った。