牛乳石鹼共進社は、11月26日の「いい風呂の日」を記念し、「いいふろまつり2018 in 東京」を11月25日に東京・下北沢の下北沢ケージにおいて、11月26日に「同 in 大阪」を大阪・梅田のルクアホールにおいて開催。お風呂の楽しさや石鹸の歴史を伝えることで、古き良きお風呂文化を感じてもらった。

 

今年で4回目となるいいふろまつりは、東京と大阪の2ヵ所で開催。例年東京のみだったが、2ヵ所での実施は初となる。

11月25日に実施した東京でのイベントでは、お風呂川柳大会をはじめ、謎かけ芸人のねづっちによる「お風呂謎かけ」、 銭湯絵師の丸山清人氏によるライブペインティング、銭湯芸人の湊研雄による銭湯トークなどが行われたほか、イベントの最後には、 普段手に入らない「牛乳石鹼オリジナルお風呂グッズ」が当たるお楽しみじゃんけん大会も行われた。

ねづっちの謎かけでは来場者がお題を出し、それをねづっちが謎かけで整えたり、お風呂川柳大会は来場者に川柳をつくってもらい、そのなかから川柳の青砥たかこ先生が優秀賞、最優秀賞などを選出し、牛乳石鹸オリジナルグッズを贈呈するなど、イベントは一貫して来場者が参加する形式で進んだ。

また会場では、お風呂グッズを販売する「いいふろマルシェ」も設置。赤箱の歴代パッケージデザインを復刻したミニサイズの石鹸が6個入った限定品やハート型の赤箱缶のほか、お風呂に関連するデザインのティシャツやキャップなど他の業種と共有してマルシェを構築。ファッション感度の高い下北沢の若者が足を止め、人だかりができていた。

会場は、下北沢でも人通りの多いエリアで、金網の囲いのなかだったこともあり、何をやっているか見えやすく、イベントの音声も聞こえることから、通りすがりの人が足を止めてイベントに見入ったり、そのまま来場する人も多かった。イベント自体が情報発信となった格好だ。

牛乳石鹼共進社では、近年、体験型のイベントを重視。2018年に90周年を迎えた主力ブランド「赤箱」のポップアップストア、赤箱AWA‐YAを京都・烏丸御池で9月に設置するなど、体験を通じ商品の良さを知ってもらう情報発信に注力している。こうした体験型イベントは若者へのアプローチにも成功しており、若者の間で赤箱の認知が改めて浸透しつつある。

11月26日の「いい風呂の日」は、日本浴用剤工業会が制定した記念日。健康を育み、心のリラックスを与えてくれる空間であり、家族のコミュニケーションの場としても重要な役割をになうお風呂。日本の素晴らしい文化であるお風呂の価値を再確認する1日だ。