ファンケルは中国でのサプリメントの販売代理店である中国国際医薬衛生公司(国薬国際)を通じて、アリババの「天猫国際(Tモール・グローバル)」にサプリメント約40品目の越境ECでの販売を10月30日から開始。天猫国際での販売は計画を上回って好調なスタートを切った。

同時に中国での認知向上と「独身の日」に向けたプロモーションを目的に、中国上海市で開催された「第一回中国国際輸入博覧会」のブースに出展。ブースでは、国薬国際と共同で運営し、ファンケルのサプリメント研究者による「研究開発力に関するセミナー」や「血液年齢測定」などの健康チェック体験、体内効率の技術力や全製品を紹介。博覧会では同社の島田和幸社長と海外事業本部長の鶴﨑亨常務執行役員が国薬国際と越境EC事業の調印式を行った。

今後は他の主要越境ECにも出店を計画。2020年度からは中国専用のサプリメントも開発し、中国での事業を本格展開していく意向だ。