資生堂のメーキャップブランド「マキアージュ」は、独身の日と並ぶ大商戦「618」で、注力商品「ドラマティックスキンセンサーベース UV」のプロモーション動画にインフルエンサーを活用し、SNSで拡散を行った結果、動画を経由してTmall Global「マツモトキヨシ」店の商品ページに多数の中国ユーザーが流入、「618」期間中のアクセス数首位を獲得した。

マキアージュは「レディにしあがれ。」をコンセプトに、ワンランク上の美しさを提案するメーキャップブランド。同ブランドは、中国における販売網の一つとして、中国の大型越境ECモール「Tmall Global(天猫国際)」で大手ドラッグストアチェーン「マツモトキヨシ」が展開する公式ショッピングサイト「松本清海外旗艦店」を活用している。

今回は、中国ネットユーザーの注目度が高い「618(6月18日)」商戦に向けて、中国に向けた動画プロモーションを多数手がけるアライドアーキテクツ支援のもと、同商品の認知拡大と販売促進を目的とした施策に着手。「Weibo(微博)」や「WeChat(微信)」、越境ECアプリ「RED(小紅書)」の3媒体を活用した入念な事前リサーチを行い、リサーチデータを基にした最適なインフルエンサーの起用と、ターゲットニーズに沿った動画コンテンツの企画・制作を行った。

結果、ターゲット層に最適化した動画の拡散に成功し、総再生回数は336万回を突破。SNS上に「商品を購入したい」などのコメントが約8千件集まり、総エンゲージメント数は3万件に及んだ。さらに、動画を経由してTmall Global「マツモトキヨシ」店の商品ページに多数の中国ユーザーが流入、「618」期間中のアクセス数首位を獲得することとなった。資生堂は、今後も「W11(独身の日)」に向けたさらなるブランド強化のための取り組みや、同スキームの他ブランドへの展開なども検討し、中国における認知拡大と販売促進を目指していく。