キリンホールディングスの2026年12月期第2四半期連結決算は、売上収益が前年同期比7.2%増の1兆2178億7600万円、事業利益が36.1%増の1283億300万円、税引前中間利益が80.1%増の1508億5500万円、親会社の所有者に帰属する中間利益が92.5%増の1017億2000万円となった。

セグメント別では、酒類事業の売上収益が5.1%増の5178億円、事業利益が16.8%増の621億円。飲料事業は売上収益が8.5%増の2949億円、事業利益が4.8%増の310億円となった。医薬事業は売上収益が14.3%増の2635億円、事業利益が80.7%増の605億円と大幅に伸長した。ヘルスサイエンス事業は売上収益が1.3%増の1288億円、事業利益が20.8%増の104億円だった。

ヘルスサイエンス事業のうち、ファンケルの売上収益は14.0%増の620億円、事業利益は4.6%増の49億円となった。売上収益の内訳は、化粧品(スキンケア)が16.9%増の355億円、サプリメントが12.6%増の235億円。化粧品は海外で自社販売体制へ移行したことによる収益の取り込みや、国内でのブランド強化策が寄与した。サプリメントも海外での自社販売体制への移行や国内での新商品投入効果により増収。ブランド強化に向けた広告投資を行いながらも、全体の売り上げ伸長によって増益を確保した。

ブラックモアズは円換算ベースで売上収益が19.5%増の394億円、事業利益が51.2%増の44億円となった。豪ドルベースの売上収益は0.3%増の3億5300万豪ドル。このうち豪州・ニュージーランドは5.4%減となった一方、東南アジア・韓国は5.1%増、中国は4.9%増と伸長した。豪ドルベースの事業利益は27.0%増の3900万豪ドルだった。

上期の事業利益は前年同期から341億円増加した。主な増益要因は協和キリンが270億円、キリンビールが92億円、Coke Northeastが34億円、Lionが20億円、ブラックモアズが15億円、ファンケルが2億円。一方、キリンビバレッジは23億円、Four Rosesは25億円の減益要因となった。

好調な上期実績などを踏まえ、2026年12月期通期の業績予想も一部上方修正。売上収益は従来予想を据え置き、前年比1.9%増の2兆4800億円を見込む。事業利益は従来の2350億円から2530億円へ180億円引き上げ、前年比0.5%増、親会社の所有者に帰属する当期利益も1560億円から1600億円に40億円引き上げ、8.4%増を見込む。