リュッケプランニングは、フットケアブランド「LYKKE(リュッケ)」において、年齢とともに変化する足元環境に着目した新たなセルフケア提案を打ち出している。顔や髪のエイジングケアへの関心が高まる一方で、同ブランドは〝見落とされてきた足のエイジング〟に焦点を当て、「足の更年期」という新たな切り口から市場開拓を進める。

同社によると、女性ホルモン「エストロゲン」の減少に伴い、かかとの乾燥やひび割れ、足裏のクッション機能低下、アーチ崩れ、冷えなど、足元にも加齢による変化が現れるという。こうした変化は、歩行バランスの乱れや疲労感につながるなど、日常生活にも影響を及ぼすとしている。

また、同社が実施した調査では、足の悩みを感じている人は約8割に上る一方、継続的にケアを行っている人は約3割にとどまった。一般調査でも、足のケアを「特に何もしていない」と回答した人が半数近くを占めており、足ケア市場は必要性は理解されているが、習慣化されていない未開拓領域だ。

こうした背景を踏まえ、リュッケでは「日常そのものがケアになる」という発想を提案。特別な時間を設けるのではなく、生活動線の中で自然に取り入れられるケア設計を特徴としている。「塗る」「履く」「巡らせる」の三つを軸に、無理なく継続できるフットケア習慣の定着を目指す。

主力商品の「クラックドヒールバーム」は、乾燥やひび割れが気になるかかと向けの集中保湿ケアアイテム。植物オイルブレンドを採用し、硬くなった角質をやわらかく整える。スティックタイプで手を汚さず使用できる点や、インテリアになじむパッケージ設計など、継続使用を意識した仕様も特徴だ。

「クラックドヒールバーム インテンシブ」(67グラム・3630円)を中心に、5月下旬には「同ルーティン」(30グラム・2420円)として新サイズを投入。さらに、睡眠美容の発想を取り入れた「スリープジェルソックス」(2530円)も展開。就寝中に潤いを閉じ込めながら保湿環境を整える設計で、日中にケア時間を確保しづらい生活者にも提案する。加えて、「クラックドヒールバーム ルーティン」と組み合わせた「LYKKEフットリカバリーセット」(5400円)も用意し、足ケア習慣の導入需要を狙う。

月刊『国際商業』2026年07月号掲載

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