タカラベルモントは4月24日、婚活中の男性を対象に、ヘアスタイリングを通じて第一印象の向上を支援する体験型ワークショップを開催した。会場では、同社スタッフと理美容のプロフェッショナルが参加者一人一人の髪質や普段のスタイリング習慣に合わせ、実践的なアドバイスを行った。

今回の企画は、婚活市場において「身だしなみ」が重要な要素になっていることを背景に実施したもの。冒頭では、女性の多くが男性の身だしなみを重視しているという調査結果にも触れ、オミカレの澁谷紗和子氏が「ヘアスタイルは印象形成において大きな役割を担う。今回の講座を通して少しでもお役に立てれば」と説明した。

当日は少人数制で進行し、参加者が自身でも再現できることを特に重視。髪全体への整髪料のなじませ方や、前髪・トップ・サイドの整え方、清潔感を高めるシルエットづくりなど、日常生活ですぐに取り入れられる内容を中心にレクチャーした。講師として参加したSALON DE LAVIEの庄子悠介社長は「一度で仕上げようとせず、少量ずつ数回に分けてつけること」「前髪の見せ方で印象は大きく変わる」といった具体的なポイントも紹介した。


今回の講座はオミカレの利用者から応募者を募り、参加費無料だ

スタイリング剤には、タカラベルモントが展開するメンズ向けブランド「THEÓ(ジオ)」シリーズを使用。参加者が質感やセット力の異なる製品を試しながら、自身に合った使い方を学べる構成とした。自然な毛流れを生かしたナチュラルな仕上がりから、ツヤ感を意識したスタイルまで、用途に応じた提案を行った。


THEÓ(ジオ)

参加者からは「(婚活において)初対面でうまくいかない理由の一つとして、自分の見た目にも課題があるのではと感じ参加した。これまで整髪料をほとんど使ったことがなかったが、基本から丁寧に教えてもらえた。明日からでも手軽に実践できそう」と、手ごたえを感じるコメントが寄せられた。

婚活市場では、プロフィール写真や初対面時の印象が成否を左右する場面も少なくない。タカラベルモントは、理美容業界で培った知見を生かし、生活者の自己表現や自信形成を後押しする新たな接点づくりを進めることで、理容サロンと生活者の体験機会創造につなげていく。今回の施策を皮切りに、地方にも展開を広げることで、需要の拡大に一石を投じる考えだ。

月刊『国際商業』2026年07月号掲載